Monthly Archive: 2019-June

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水虫は頭皮に移ることもあります...

水虫は皮膚がボロボロになって剥けてきたり、指の隙間に水ぶくれができたりといった伝染病です。 この原因はカビの一種である白癬菌という名の細菌が皮膚に繁殖したことにより発症するもの。 ほとんどの方は「水虫は足に発症するもの」と思っているかもしれませんが、実はこの白癬菌は皮膚ならどこでも根を張り、角質層を食べて増殖してしまいます。 どんな皮膚にも感染するということは、当然ながら頭皮にも感染します。 足に白癬菌が繁殖した状態を水虫と呼びますが、頭皮に感染した場合は「しらくも」と呼びます。 このしらくもにかかると初期症状としてフケが多くなり、かゆみに襲われます。 水虫の時と同様に、頭皮の角質層を食べ散らかすため皮膚が剥けてフケとなり、かゆみが多くなるという仕組みです。 フケ・かゆみが出ているうちはまだ軽症ですが、重症化しだすと炎症を起こして頭皮が赤く腫れたり脱毛が増える原因となります。 かゆみも激しくなるため、頭皮を引っかきすぎて出血したり、かさぶたができてさらにかゆくなったり、そこから膿みが出てしまうこともあります。 最近やけに頭皮がかゆい、フケが増えた、しかも脱毛も増えた気がするという方は白癬菌が頭に繁殖しているからかもしれません。 繁殖する原理は通常の水虫と同じであり(水虫の原因である白癬菌は高温多湿の状況を好む)、夏場に急激に症状が激化して冬場に沈静化するのであればまずしらくもを疑った方が良いでしょう。 この場合、自己診断せず専門の医師のもとに訪れ、診察を受けた方が良いです。 実は、しらくもと良く似た症状の他の病気がいくつか存在し、対処法は全く異なるからです。 しらくもと思い込んで白癬菌の対策となる方法や薬品を使用し続けて、もし違う病気であった場合頭皮の炎症や脱毛は悪化の一途を辿ります。 皮膚科の専門医であれば、頭皮から検体を採取して真菌を培養し、顕微鏡で白癬菌であるか否かを確認してくれるため確実です。 ケトコナゾールシャンプーで頭皮を清潔にしましょう しらくもと似た症状が出た時の対処法としては、まずは皮膚科に訪れることが最善です。 ここでは、しらくもが出ないようにする予防方法に関して学んでおきましょう。 しらくもの予防には、一日一回の洗髪が有効です。 特に、頭部が高温多湿の状態になりやすい夏場はこのサイクルを守り、清潔に保つように心がけましょう。 なぜ一日一回のシャンプーがしらくもの予防法になるのかと言うと、白癬菌が皮膚に付着しても24時間以内に洗髪すれば簡単に落とすことができるからです。 シラミなどとは異なり、白癬菌はそれほど感染力も耐久性も強い菌ではないため、水で洗い流すことが可能です。 繁殖しやすい夏場は常に清潔にする、ということを守るだけで十分予防になります。 頭皮が高温多湿にならないよう、屋外を出歩く時など直射日光を浴びるタイミング以外は帽子をとる、といった方法も有効です。 万が一白癬菌に感染してしまった際には、皮膚科で抗真菌成分が含まれた薬品を処方されることとなります。 足の水虫に対しては、塗るタイプの薬が処方されることがほとんどですが、頭皮の場合は錠剤タイプの薬が処方されることが多いです。 もちろん、皮膚科や一人一人の体質や状態によって処方される薬品・タイプは異なります。 抗真菌成分が含まれた、ケトコナゾールシャンプーを処方されることもあります。 白癬菌の活動はもちろん、フケやかゆみも抑える作用があり、頭皮のケアにも役立ちます。 ケトコナゾールを使用すると、頭皮の脂質が強力に落ちるため、さっぱりとした感覚を与えてくれます。 しかし、その分乾燥しすぎてカサカサになる可能性もあるため、医師の指示に従って正しい用量・用法を守ってケアしましょう。 また皮膚科からの処方の他に、ケトコナゾールシャンプーは通販サイトからでも入手可能です。